日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第17回秋季シンポジウム
セッションID: 2K03
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TiO2微粉末の乾燥プロセスと低温焼結
*大村 真也前田 晋吾松原 孝至大門 啓志引地 康夫太田 敏孝
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抄録
チタニア(TiO2)は顔料,電子材料,光触媒など工業的に広く利用されている.これらの分野で使われるチタニアは高純度で,反応性,焼結性に優れた微粉末であることが必要である.本研究では,Ti(OH4)-HCl系濃厚溶液の室温付近での加水分解という簡単なプロセスでチタニア超微粒子を作製し,乾燥法を検討し,焼結性について調べることを目的とする. TiCl4‐6N HCl溶液をNH4OH水で調製して,Ti(OH)4沈殿を得た.洗浄,ろ過の後,Cl-/Ti4+=1,1.5,2となるように濃塩酸で調製し,40℃に保ち72時間加水分解してチタニア粉末を得た.この粉末は10_から_16nmと非常に微細であった.そして仮焼後に成形し,850_から_1000℃の各温度で焼成した.その結果, 95%以上の相対密度となり,従来よりも低い温度で緻密に焼結することがわかった.
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©  日本セラミックス協会 2004
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