抄録
TiO2のNOx吸着効果は知られているがLiFeO2の報告はない。原料としてFe2O3とLi2O3またはLiOHの固相反応から得られるLiFeO2は、合成温度600℃以下ではγ-LiFeO2(正方晶)が主に得られ、650℃以上においてはα-LiFeO2(立方晶)が得られる。これらのLiFeO2を用いて1000ppmのNOxガスの吸着実験を行った結果、γ-LiFeO2がより吸着効果が高いことが判った。本報告では0.1 から 1000ppmの範囲でNOx濃度を変化させて吸着実験を行った。その結果、これらのLiFeO2はどのNOx濃度に対しても高い吸着効果を示し、高濃度NOxではγ-LiFeO2がより吸着効果が高いことが判った。