日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第17回秋季シンポジウム
セッションID: 2P33
会議情報

酸-塩混合溶液を用いたハイドロタルサイトの脱炭酸イオン反応
*井伊 伸夫松本 太輝金子 芳郎北村 健二
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
炭酸イオンは層状複水酸化物への親和性が強く容易に脱離しない。そのため炭酸イオンを含むハイドロタルサイトはイオン交換性が極めて低く、500℃という高温加熱による炭酸ガスの脱離と再構築が行われているのみで、その陰イオン交換剤としての用途は極めて限られていた。今回、室温での温和な条件で、希酸と塩の混合水溶液によって、結晶の外形・粒径を変化させずに短時間に脱炭酸イオンする方法を見出した。これによりイオン交換性の高い層状複水酸化物への変換が可能となり、各種の陰イオンの包接が可能となった。炭酸ガスの吸着・脱離のプロセスへの応用、また、層状ナノ複合体合成への応用が期待できる。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2004
前の記事 次の記事
feedback
Top