日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2004年年会講演予稿集
セッションID: 1E39
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窒化珪素系水素分離膜の開発
*宮嶋 圭太安藤 泰典Balagopal Nair横山 真紀子田口 久富長屋 重夫古村 清司渡邉 彰三
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抄録
水素製造の高効率化のために、反応器中に水素分離膜を導入した膜反応器が検討されている。反応をより高効率に行う為には高い水素透過率と透過係数比が分離膜に要求される。本研究は、窒化珪素の前駆体であるポリシラザンを分離膜材料に用い、高温・高圧下で使用可能な水素分離膜を作製することを目的としている。分離膜は細孔径を制御した多孔質窒化珪素支持体にポリシラザンをコートして作製した。焼成温度・雰囲気を制御することで水素分離が可能な0.3_から_1.0nmの細孔を形成した。ガス分離試験では透過係数比(=H2透過率/N2透過率)100が得られた。
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©  日本セラミックス協会 2004
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