日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2004年年会講演予稿集
セッションID: 2G12
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遠心成形法による金属/セラミックス傾斜機能材料の作製
*狩野 伸自武内 浩一梁瀬 好康野口 博徳
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抄録
金属とセラミックスの傾斜機能材料は、加工性と耐食性及び耐熱性に優れた材料として期待されるが、両者の熱膨張係数差に起因する応力を無理なく緩和するためには、連続的な傾斜構造にする必要がある。本研究では、SUS304/ジルコニア とモリブデン/ムライトの凝集状態のスラリーから、遠心成形法により連続的な傾斜組成の沈積体を作り、凍結乾燥法により成形体を作製した。成形体を仮焼し、ホットプレスして得られた焼結体は、金属からセラミックスへと連続的に組成が変化する傾斜構造を示した。
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©  日本セラミックス協会 2004
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