日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2004年年会講演予稿集
セッションID: 2G13
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原子炉用核燃料製造プロセスの簡素化 -成型焼結試験-
*牧野 崇義大代 操青野 茂典加藤 良幸栗田 勉高橋 芳晴
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抄録
核燃料ペレット製造プロセスの簡素化を目的とした「ショートプロセス」開発試験を行っている。ショートプロセスとは、粉末調製工程では、従来Pu/U比が1:1のMOX粉末とUO2粉末をボールミルで粉砕混合することにより任意のPu/U比に調製していたのに対し、溶液の段階で任意のPu/U比に調製するという手法である。また、ペレット製造工程では、原料粉末を添加剤無添加で直接成型し、脱脂のための予備焼結工程を行わない等大きく工程を削減している。これまで、Pu/U比が3:7になるように溶液で混合し、粉末の流動性を改良するために高温度での焙焼還元あるいは転動造粒処理を行い粉末を調製してきた。また、Pu/U比をパラメータとして粉末を調製してきた。これらの粉末を用いて行った成型焼結試験の結果を報告する。
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©  日本セラミックス協会 2004
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