日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2004年年会講演予稿集
セッションID: 1E07
会議情報

Ni金属ナノ粒子を担持したリン酸アルミニウムメソポア多孔体の合成
シバクマール サダシバン*山中 昭司
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
分相ガラスAlPO4-B2O3-Na2Oを溶融法により合成し、この水洗によりリン酸アルミニウムメソポア多孔体を合成した。この多孔体にはイオン交換性のNaイオンが残存する。イオン交換により、このNaイオンを直接あるいはH+とイオン交換後、Ni2+イオンで交換し、水素還元により、Ni金属ナノ粒子に変換した。電子顕微鏡観察から、担持したNiの粒径は10-20 nmであることが分かった。メソポア多孔体は細孔径がコントロールできるだけでなく、高い耐熱性に特徴があり、Ni触媒への利用が期待できる。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2004
前の記事 次の記事
feedback
Top