日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第18回秋季シンポジウム & 第1回アジア-オセアニアセラミック連盟国際会議
セッションID: 1C24
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ペロブスカイトナノシートの自己組織化によるKNbO3薄膜の作製
*菅原 晃上松 和義戸田 健司佐藤 峰夫
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抄録
フッ素を含有する層状ペロブスカイト化合物K2NbO3Fを室温で水に浸漬するだけで、層間のKFブロックが溶解し、濾液としてナノメートルサイズの状態に形態制御されたペロブスカイトナノシートを含むコロイド溶液が形成されることを見出した。一般に、自己組織化膜は固体基板に電荷を持たせ、反対電荷を有する膜形成物質を吸着させる操作を繰り返さなければ得ることが不可能である。本研究ではこのコロイド溶液のみを用い、ペロブスカイトナノシートとK+イオンの自己組織化により薄膜作製を行った。
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©  日本セラミックス協会 2005
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