抄録
CAD/CAMプロセスの光造形法を用い、アルミナ粒子を40vol%混合したアクリル樹脂製のメンジャースポンジ型フォトニックフラクタルを作製した。さらに脱脂、焼結処理時の熱処理条件を制御することにより、ミリメーターオーダーのセラミック製フォトニックフラクタルを作製することに成功した。ネットワークアナライザにより電磁波特性を測定したところ、数十GHz帯の特定の周波数において反射率と透過率が共に大きく減衰し、フラクタル構造に起因したと考えられる電磁波の局在効果が確認された。ミリ波の電磁波を局在させることを目的として、焼結条件と電磁波局在効果との関係の調査結果を述べる。