日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第18回秋季シンポジウム & 第1回アジア-オセアニアセラミック連盟国際会議
セッションID: 3D19
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ビスマス層状化合物SrBi2Nb2O9 配向セラミックスの圧電特性
*白露 幸祐小川 弘純澤田 拓也木村 雅彦和田 信之安藤 陽
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抄録
SrBi2Nb2O9などのビスマス層状化合物は電気機械結合係数が小さい、周波数温度特性が良好といった特徴を有し、無鉛圧電セラミックス材料として発振子への応用が期待される。しかし、高性能化が著しい発振子用途に対して、圧電特性や周波数温度特性の更なる改善が望まれる。一方、ビスマス層状化合物は結晶の異方性が大きいため、Templated Grain Growth (TGG)法などにより配向セラミックスの作製が容易であり、その結果諸特性の大幅な改善が可能である。本報では、これらビスマス層状化合物の配向化による諸特性の改善、特に周波数温度特性に及ぼす影響について議論する。
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©  日本セラミックス協会 2005
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