日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第19回秋季シンポジウム
セッションID: 3C02
会議情報

透光性セラミックスを用いた放射線検出用シンチレータの開発
*柳田 健之伊藤 健高橋 弘充佐藤 光浩榎戸 輝揚国分 紀秀牧島 一夫柳谷 高公八木 秀喜繁田 岳志伊東 孝之
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
放射線の検出は、一般に放射線をシンチレータと呼ばれる結晶で検出し、そこからの蛍光を受光機で読み出すという形式で行われている。シンチレータには従来、光学的に透明で、高い蛍光が得られる単結晶が用いられてきた。近年、レーザー分野での技術発展によって光学的に透明なセラミックスが得られ、これをシンチレータへ応用する研究が行われ始めた。日本では我々がYAG(Ce)、GYAG(Ce)といったセラミックシンチレータを開発し、また海外ではGEなどが中心となり、宇宙・原子核物理、核医学(PET、SPECT)などへの応用を志向している。本講演では、セラミックスシンチレータを用いた放射線検出器の現段階での開発、今後の展望について述べる。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2006
前の記事 次の記事
feedback
Top