日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第19回秋季シンポジウム
セッションID: 1PC03
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d10電子状態における典型金属酸化物の新規光触媒
*石川 宏典上松 和義戸田 健司佐藤 峰夫
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キーワード: 光触媒, d10電子状態, 水分解
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抄録
水分解反応に活性なTi4+、Nb5+、Ta5+遷移金属イオンは酸素八面体で構成されたd0電子状態をとるのが大きな特徴である。近年、d0電子状態に代わり、d軌道が完全に充填されたd10電子状態に関心がもたれ、井上らによりIn、Ga、Ge等のd10電子状態で構成された典型金属酸化物が、水の分解反応に対する光触媒活性を示すことが報告された。 そこで本研究ではd10型複合酸化物に着目し、In系層状ペロブスカイトLa2BaIn2O7を合成し、水分解活性評価を行った。また、TaをInサイトに置換し、水分解活性評価した。
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©  日本セラミックス協会 2006
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