日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第19回秋季シンポジウム
セッションID: 1D05
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浮遊帯溶融法による組成および形態制御された酸化物共晶体の作製
*樋口 幹雄佐々木 洋佑高橋 順一
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抄録
浮遊帯溶融法により、任意のバルク組成をもつNd:YAG-Al2O3およびRE:GdAlO3-Al2O3(RE=Ce、Nd)系の共晶体を作製し、組成と組織形態との関係を調べた。Nd:YAG-Al2O3系ではマトリックスであるAl2O3の体積分率が増大するにつれて、独立したNd:YAG相の形態はより複雑なものとなった。一方、RE:GdAlO3-Al2O3系では直径1mm程度の柱状のRE:GdAlO3が均一にAl2O3マトリックス中に分散した組織が観察された。Ce:GdAlO3-Al2O3の凝固体試料はシンチレータ材料として良好な蛍光特性を示した。
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©  日本セラミックス協会 2006
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