日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第19回秋季シンポジウム
セッションID: 2E06
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粒子複合化プロセスによる低相手攻撃性TiNナノ粒子分散Si3N4セラミックスの開発
*多々見 純一渡邊 洋史脇原 徹米屋 勝利小豆島 明荒牧 賢治目黒 竹司
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抄録
粒子複合化プロセスによりTiNの原料となるTiO2ナノ粒子とSi3N4粒子からなる複合粒子を調製した.これに焼結助剤を添加した混合粉末を成形し,窒素雰囲気化でガス圧焼結法によりSi3N4セラミックスを作製した.得られた焼結体の摩耗試験をボールオンディスク試験により行った.その結果,TiO2ナノ粒子とSi3N4粒子を湿式混合によりプレミックスした後で粒子複合化することにより,TiNを分散していない場合と同程度の低い相手攻撃性を示すことが明らかとなった.
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©  日本セラミックス協会 2006
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