抄録
オキシ硫酸チタン水溶液から水熱法を用いてニオブとアルミニウムを含有したアナターゼ型TiO2ナノ粒子を合成し,その構造・相安定性・光触媒特性などの性質を調べた. 180℃の水熱条件下でニオブとアルミニウムを含有したアナターゼ型TiO2ナノ粒子が直接的に合成した.ドープ量が増えるにしたがいアナターゼの格子定数はやや増大し、結晶子径も増大する傾向を示した.光触媒特性はメチレンブルーの分解を用いて評価した.アナターゼからルチル型への相転移温度は,ニオブとアルミニウムの添加により低温側へシフトした.また10_から_15mol%のニオブとアルミニウムをドープしたアナターゼ型TiO2ナノ粒子は優れた光触媒能を示した.