日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第19回秋季シンポジウム
セッションID: 1PK03
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湿式ジェットミル後のAl2O3スラリー中の粒子表面状態と分散剤の形態変化
*堀田 裕司磯部 敏宏白井 孝佐藤 公泰安岡 正喜太田 一徳渡利 広司
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キーワード: Al2O3, ミル, 分散, スラリー, 分散剤, HPLC
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抄録
セラミックス材料設計には、成形体及び焼結体を精密に設計できる粒子のハンドリング技術が極めて重要である。湿式ジェットミルによって作製したスラリーは安定な分散状態で、その成形体は高密度で且つ焼結体は収縮が抑えられる。この現象を解明するため、湿式ジェットミル後のスラリー中の粒子表面と分散剤の状態についてゼータ電位、TEM、FT-IR、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いて解析した。その結果、湿式ジェットミル後のスラリー中の粒子及び分散剤状態は、通常用いられるボールミルプロセス後の粒子表面及び分散剤の状態と異なることが分かった。
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©  日本セラミックス協会 2006
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