日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 2D22
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その場固化法を用いたFe分散-Al2O3の作製
*赤尾 光一郎藤 正督高橋 実
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抄録
ゲルキャスティング法は、有機モノマー水溶液にセラミックスを分散させ、これを型に流し込み、重合反応を進行させてセラミックス粒子を含んだ湿潤ポリマーゲル状の成型体を得る方法であり、ニアネットシェーピング、少ない偏析およびハンドリングが容易であるなどの利点を持つ。このゲルキャスティング法において用いられるスラリー中に鉄イオンを溶解したものを、成型しさらに還元焼成することにより、鉄が高分散したアルミナおよびカーボンから成るコンポジット材料を作製し、等方的導電性を持つセラミックスの作製を試みた。また、還元焼成温度および時間を変化させることにより導電性を変化させた。
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©  日本セラミックス協会 2006
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