日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 2D24
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ミクロマクロレベルでの形態制御によるセラミックスの溶融金属に対する難濡れ性の改良
*北 英紀近藤 直樹日向 秀樹吉田 克己
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抄録
セラミックス部材を鋳造・溶解の分野で有効に活用していく為には濡れ性を改善する必要がある。一般に固体表面に対する液体の濡れ性は化学的因子ならびに表面の巨視・微視的構造に支配される事が知られている。これらの観点からセラミックスの濡れ性の制御を試みた。金属溶湯に濡れ難い成分して知られるBNを焼結過程における反応を利用してセラミックス連続相中に形成できることを明らかにした。また高精度スリップキャスト法により、微細突起のパターニング技術を開発し、溶湯属金属の難濡れ性改善に対する効果を検証した。
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©  日本セラミックス協会 2006
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