日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 2G02
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二重四員環構造をコアとする新規ケイ酸オリゴマーを用いたメソ構造体の合成
*萩原 快朗境田 広明望月 大下嶋 敦黒田 一幸
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抄録
二重四員環構造のケイ酸八量体(Si_8O _2O)^8-の頂点をアルコキシ基を有するクロロシランでシリル化することによって、新規ケイ酸オリゴマーを合成した。このオリゴマーの界面活性剤存在下での加水分解・縮重合反応によってメソ構造体を合成した。得られた生成物はXRDパターンにおいてメソスケールの構造規則性に由来するピークが確認された。また、生成物の固体29Si MAS NMRスペクトルより二重四員環構造が開裂せず大部分が保持されていることが強く示唆された。
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©  日本セラミックス協会 2006
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