日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 2P074
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押出成形法による低温焼成ガラスセラミックスの作製
*高石 大吾稲田 博文佐藤 昌利
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抄録
未利用資源や廃棄物の有効利用を目的として,ソーダ石灰ガラスである廃ビンガラス粉末を主原料に電気絶縁材料に適した低温焼成セラミックスの開発を研究してきた。これまでに,粉末プレス成形法により低温焼成ワラストナイト質ガラスセラミックスを開発した。実際のセラミックス製品には様々な寸法・形状・構造や機能等があり,多様な要求に応えるためには最適な成形方法を検討する必要がある。押出成形は長尺の棒・パイプ・シートや複雑形状のハニカムなどの成形に適しており,量産性にも非常に優れている。本研究では,廃ガラスを用いた低温焼成セラミックスの押出成形法について添加剤の影響などの成形条件を検討し,さらに焼結体を作製して機械的特性等を評価した。
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©  日本セラミックス協会 2006
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