日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 3B10
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CuOを用いて複合化したGdBa2Cu3O7-δセラミックスにおけるホットスポット現象
*飯浜 和史岡元 智一郎高田 雅介
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抄録
我々は、GdBa2Cu3O7-δセラミックス線材に、室温である値以上の電圧を印加すると、線材の一部分が赤熱する現象を見出し、これをホットスポット現象と名付けた。GdBa2Cu3O7-δセラミックス線材におけるホットスポットは、周囲の酸素分圧に依存した電流値を示すことから、酸素センサとしての応用が期待されている。しかし、低酸素分圧下においてはホットスポットが消失し、線材が酸素検知できなくなるという問題を有している。本研究では、CuOを用いて複合化したGdBa2Cu3O7-δセラミックス線材を作製し、低酸素分圧下における酸素検知特性の改善を試みた。
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©  日本セラミックス協会 2006
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