日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 3B11
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セリア-ハフニア系材料を使った抵抗型酸素センサ
*伊豆 典哉伊藤 敏雄申 ウソク松原 一郎村山 宣光
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抄録
最近、著者らは、酸化セリウム(セリア)に10mol%のHfを添加すると、出力である抵抗が下がることを報告し、抵抗型酸素センサとして好ましいことを報告した。本研究では、Hf濃度を0から50mol%まで変えたときの抵抗型酸素センサのセンサ特性(抵抗、抵抗の活性化エネルギー、抵抗の酸素分圧依存性)の変化について調査した。その結果、Hf濃度が7mol%において、抵抗値は最小となり、ドープしていないものより約2桁抵抗が低いことがわかった。その他の特性から総合的に判断して、セリアを使った抵抗型酸素センサのセンサ特性を向上させるHf濃度は、好ましくは3mol%から30mol%、より好ましくは5から10mol%であると結論された。
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©  日本セラミックス協会 2006
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