日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 1D17
会議情報

一定組成比のCaO:Al2O3を焼結助剤として添加して焼結したAlN セラミックスの焼結性と熱伝導率
*高橋 明賢青木 由紀彦平野 孝之大石 克嘉
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
Ca12Al14O33組成となる比率をもつY2O3-CaOを焼結助剤として添加して焼結させたAlNセラミックスの焼結挙動と熱伝導率を,収縮率,密度,XRD,SEM観察とレーザーフラッシュ法により調べた。AlNの収縮率は,熱処理温度の上昇に伴い大きくなる傾向うを示したが,Ca12Al14O33の融点と推定される温度において急激に上昇する傾向も示した。しかし,この温度では完全な緻密化にはほど遠い結果であった。また,この温度領域では,AlNの格子定数c軸は,温度の上昇にともない減少する傾向のみを示した。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2006
前の記事 次の記事
feedback
Top