日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 1D32
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高強度炭化ケイ素の液相焼結と力学特性
*平田 好洋田畑 周平日高 宣浩中本 健介鮫島 宗一郎
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抄録
pH 5の0.05-0.6 M-R(NO3)3(R=Yb, Y, Gd, Sm, Nd, La)水溶液中で、800 nmのα-SiC粉体と30 nmのβ-SiC、焼結助剤の200 nmのアルミナ粒子を混合した。得られた成形体を、アルゴン中、39 MPa、1950℃で加圧焼結した。イオン半径の小さいYb, Y, Gdの添加がSiCの緻密化と微細組織の実現に有効であった。30 nm SiCを15 vol%以上含む焼結体(Al2O3-Y2O3系助剤)の曲げ強度は1GPaに達した。これらの結果をSiC成形体とSiO2-R2O3系液相の化学反応性及び生成する欠陥サイズに基づいて考察した。
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©  日本セラミックス協会 2006
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