日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2006年年会講演予稿集
セッションID: 1D33
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MA-SPS法で作製したSiC-AlN固溶体の電気及び熱的特性
*前川 拓哉中村 絵美白井 健士郎山本 武志大柳 満之
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抄録
これまでの研究において、積層無秩序構造を有するSiCナノ粉末をパルス通電焼結した場合、構造の秩序化に伴って、焼結・緻密化が進行することがわかっている。また、少量の窒化アルミニウム(AlN)が含まれる場合に、無添加のものに比べて秩序化が促進されることも解ってきた。一般的に、AlNはSiCと広い組成域で固溶体を形成し、AlNの量によっては、生成物の物性に大きく影響を与える。そこで本研究では、メカニカルアロイング(MA)法によって積層無秩序構造を有するSiC-AlN粉末を作製し、AlNがSiCの焼結に及ぼす影響を検討すると共に、SiC-AlN固溶体の電気及び熱的特性を評価した。
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©  日本セラミックス協会 2006
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