抄録
粒子径10nm以下のTiO2ナノ粒子は光触媒機能を有し、壁紙や繊維等に塗布することで消臭、防汚効果などが得られる。しかし直接塗布した場合有機物基材も分解してしまうためアルミノケイ酸塩などの無機多孔体細孔内に担持した上で塗布することで基材を保護する手法が検討されている。本研究では、構造の異なる分散剤の吸着効果、多孔体担持前のチタニアナノ粒子の水中分散性及びアルミノケイ酸塩細孔内への分散状態に及ぼす影響をコロイドプローブAFM法による表面間力測定評価結果などとの比較により検討する。さらに光触媒機能や有機素材等の保護特性との関係も考察を試みる。