日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第20回秋季シンポジウム
セッションID: 1P24
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新規マルチフェロイック材料を目指したBa12Fe28Ti15O84の作製と磁気特性へ及ぼすFe濃度の影響
*滝澤 修一五味 学吉田 英俊古川 尚徳横田 壮司
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抄録
強磁性(反強磁性)と強誘電性が共存するマルチフェロイックスは、磁界(電界)による分極(磁化)変化が可能な交差相関物質として期待され、物性の探査がなされている。これまでに我々は強誘電体BaTiO3に反強磁性体Fe2O3を添加した焼結体を作製し、これが母材のBaTiO3中に微量の強磁性体BaFe12O19およびBa12Fe28Ti15O84が生成した複相系マルチフェロイックスであることを報告した。BaFe12O19の物性はよく知られており、また結晶の対称性から単相で強誘電特性を有することは期待できない。一方でBa12Fe28Ti15O84は比較的安定に存在するものの物性の詳細な報告がなく、またTiの結合状態に起因した強誘電性を発現する可能性を有している。そこで本実験はBa12Fe28Ti15O84に着目し、単相でこれを作製し磁気特性を評価した。併せてFe濃度の異なる試料も作製し結晶相および磁気特性の変化を検討した。
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©  日本セラミックス協会 2007
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