日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第20回秋季シンポジウム
セッションID: 1P25
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200℃付近におけるC12A7かご結晶の過剰な水蒸気吸収
*坂元 尚紀渡辺 友亮松下 伸広久保田 佳基高田 昌樹吉村 昌弘
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抄録
12CaO・7Al2O3(C12A7)結晶は、通常不安定な陰イオン種(電子(e-)、水素イオン(H-)、酸素イオンラジカル(O-)など)を室温で安定に包接することが見いだされ、注目を集めている。本発表では、我々が初めて発見した、C12A7結晶が空気中で示す200℃付近での水蒸気吸収現象と、それに伴う結晶構造変化について報告する。水蒸気の吸収に伴ってC12A7結晶の格子定数が増大し、水分子の振動ν1A1が強まることがXRDおよびRaman散乱により観察された。SPring-8のXRDを用いたMEM/Rietveld法により構造解析した結果、水分子がかご構造内のS4軸対称を持った位置に存在している可能性を見出した。
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©  日本セラミックス協会 2007
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