日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第20回秋季シンポジウム
セッションID: 2C07
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陽極酸化と水熱変換によるTiO2およびBaTiO3ナノチューブ配列薄膜の作製
*梶芳 浩二中村 由夏
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抄録
チタン基板をフッ化水素酸(0.1-0.5 wt.%)に浸漬して定電位電解処理(10-20 V)を施すことにより,TiO2ナノチューブが規則的に配列した薄膜を作製した.TiO2ナノチューブの形態はおもに印加電圧に依存し,その内径は30-70 nm程度,壁厚は12-17 nm程度の範囲で制御することができた.テフロン内張りオートクレーブを用い,0.1 M Ba(OH)2水溶液中で水熱処理(150℃,90 min)を施すことにより,このTiO2ナノチューブをBaTiO3ナノチューブに変換することができた.
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©  日本セラミックス協会 2007
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