抄録
MoO3層間に有機物をインターカレートしたハイブリッド材料によるガスセンサは、分子認識機能を層間有機物が担うことで、この多様化により種々のVOCに対する選択性の制御が可能である。特にアルデヒド系のガスに対する高い選択性を示し、殆どの有機/MoO3ではHCHOに対し最も強く応答したが、層間有機物をポリ(o-アニシジン)とすることでCH3CHOに対し最も強く応答することを報告した。ただし、長期安定性が悪く、層間でポリ(o-アニシジン)が分解していることが分かってきた。そこで、この代替物質としてポリ(5,6,7,8-テトラヒドロ-1-ナフチルアミン)を用いた。このハイブリッド材料のセンサ特性評価を報告する。