日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第20回秋季シンポジウム
セッションID: 2J23
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マイクロ波加熱を利用した高温過熱水蒸気発生装置の開発
*平尾 喜代司福島 学山田 修丸尾 淳平
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抄録
高温過熱水蒸気は、有害物質の高温分解やバイオマスの水蒸気改質によるガス化等幅広い分野での応用が期待されている。高温過熱水蒸気を発生させる小型の装置としては高周波加熱を用いる方法が一般的であるが、金属製ヒータの腐食のため使用温度は800 ℃ 程度以下に制限されていた。そこで、マイクロ波吸収効率が高くかつ耐食性に優れたセラミックスをヒータとして、かつマイクロ波透過性の高い材料を水蒸気の流路管として用いることにより、800 ℃を超える高温過熱水蒸気の発生を可能とする装置の開発を試みた。
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©  日本セラミックス協会 2007
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