日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第20回秋季シンポジウム
セッションID: 2K01
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高屈折率無機ナノ粒子/ポリカーボネートハイブリッド材料の合成
*今井 祐介寺原 淳松井 啓太郎伯田 幸也林 拓道上野 信彦
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抄録
高屈折率無機ナノ粒子とポリカーボネート(PC)からなる透明ハイブリッドを合成した。流通式超臨界水熱反応により合成した平均粒径5nmのジルコニアナノ粒子および平均粒径7nmのチタニアナノ粒子を高屈折率無機ナノ粒子として用いた。PCとナノ粒子との相溶性を高めるため、PC主鎖へのスルホン酸基の導入を行なった。また、ナノ粒子の表面処理剤として、2-エチルヘキシルりん酸を用いた。粒子比率を50wt%まで増しても、高い透明性を有するハイブリッド材料が得られた。粒子比率の増加に伴い、得られたハイブリッドの屈折率が増加した。
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©  日本セラミックス協会 2007
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