日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第20回秋季シンポジウム
セッションID: 2L05
会議情報

強誘電体微粒子におけるナノ粒子構造の解析
*保科 拓也和田 智志黒岩 芳弘掛本 博文鶴見 敬章
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
我々はこれまでチタン酸バリウム微粒子が低誘電率層である表面立方晶層、高誘電率層である正方歪み傾斜層、単結晶と同じ誘電特性を持つ内部正方晶層という強誘電体粒子特有の複合粒子構造を有することを見いだし、微粒子の誘電特性はこの複合粒子構造によって支配されることを示してきた。本研究では、このようなナノ構造がペロブスカイト型強誘電体微粒子に一般的に存在し、サイズ効果と大きく関わっていることを示す。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2007
前の記事 次の記事
feedback
Top