日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第20回秋季シンポジウム
セッションID: 2N19
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三次元規則配列構造を有するリチウム二次電池用電極の作製
*奥田 さやか中野 広幸獨古 薫金村 聖志
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抄録
現在実用化されているリチウム二次電池は可燃性有機溶媒を用いているため、発火の危険性がある。そこで、固体電解質を用いた全固体型リチウム二次電池が注目されている。本研究では、多孔体/緻密体の2層構造を有するセラミックスの固体電解質を作製し、リチウム二次電池への応用について検討した。多孔性固体電解質の孔内部に活物質を充填した複合電極は活物質/電解質界面が良好に形成されるため電極抵抗の低減が期待できる。多孔部には球状のポリスチレン粒子を用いて作製したコロイド結晶を鋳型とした。そのコロイド結晶と不織布を用いて、ゾルゲル法により多孔体/緻密体の2層からなる固体電解質を作製し、その特性評価を行った。
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©  日本セラミックス協会 2007
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