抄録
チタニア粒子表面をウルシオールで修飾し、得られた修飾体を用いたポリマー-チタニアハイブリッドへの展開を試みた。チタニアとウルシオールを水溶液中で1日撹拌した試料のUVスペクトルが、ウルシールとチタニア表面が表面錯体形成したことを示したことから、ウルシオール修飾チタニアの生成を確認できた。ウルシオール修飾チタニア修飾体に(1)メタクリル酸メチル(MMA)を加えた共重合、(2)H末端ポリジメチルシロキサンとのヒドロシリル化反応によるハイブリッドの合成を試みたところ、すべての系で反応が進行したことがIR分析より示された。TEM観察から、チタニア粒子が分散したハイブリッドが合成できたことが明らかになった。