抄録
TiOClとリチウムエトキシドから得られたTiOClのエトキシ基修飾体を用い、アルコール交換型反応によって、TiOCl層表面を種々のアルコキシ基で修飾した新規無機-有機ハイブリッドを合成した。SEM分析より、生成物は板状を保持したままであり、XRD分析より各アルコールの炭素鎖長に応じた層間距離の拡大が観察された。組成分析からC量の増加とTi:Cl比が減少していること、13C CP/MAS NMRから各アルコールのα炭素のシグナルが約20 ppm低磁場シフトしていることが示され、以上を併せてTiOCl層表面にアルコキシ基が修飾していることが確認できた。