日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第20回秋季シンポジウム
セッションID: 2P1Q08
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溶液中での極限状態を利用した異方性銀ナノ材料の合成
*皆川 敬朱  小鵬中山  忠親末松 久幸鈴木 常生江 偉華新原 晧一
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抄録
極限エネルギー状態とは、高温高圧状態を有する状態の事を指す。代表的な状態としてはプラズマ場や超音波印加時に発生するホットスポットなどが挙げられる。このような極限エネルギー場においては、物質は原子状あるいは分子状のラジカル状態まで乖離することが知られている。そこで、このようなアクティブな状態から定常状態に落ち込む過程を制御することによって様々な形態からなる物質を合成できることが知られている。本研究においては、銀を出発物質とし、レーザー照射によるアブレーション状態や超音波照射によるホットスポット現象を用いることで特定方位を有した銀ナノシート状結晶が得られることを見出し、その条件検証を行ったので報告する次第である。
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©  日本セラミックス協会 2007
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