日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第20回秋季シンポジウム
セッションID: 1E20
会議情報

窒化ケイ素の破壊靱性と転動疲労特性との相関関係
*宮崎 広行兼松 渉日向 秀樹吉澤 友一平尾 喜代司大司 達樹
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
転動部材用として用途が拡大している窒化ケイ素においては転動疲労特性を評価することが不可欠である。転動疲労特性は、破壊靱性とも相関を持つことが予想されるが、上昇型R曲線挙動を示す場合、破壊靱性はき裂長さとともに上昇するので、どのき裂長さの破壊靱性が、転動疲労特性と関係するかを明らかにする必要がある。そこで、IF法による短いき裂での破壊靱性と、SEPB法による長いき裂での破壊靱性を種類の異なる幾つかの窒化ケイ素を用いて測定し、転動疲労特性との相関を調べた。そして、破壊靱性から転動疲労特性の予測が可能かを検討した。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2007
前の記事 次の記事
feedback
Top