日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第20回秋季シンポジウム
セッションID: 1G04
会議情報

2.45 GHzマイクロ波照射による金属窒化物の合成
*大岡 健太林 大和滝沢 博胤
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
 マイクロ波加熱法とは物質とマイクロ波の相互作用による物質内部の自己発熱を利用した方法であり、選択加熱,プロセス時間の短縮,低環境負荷といった特長がある。マイクロ波交番電磁界中での反応においてはこのほかにも非常に興味深い現象がいくつか報告されており、その中の一つとして周波数28 GHzのマイクロ波を用いた大気中における遷移金属窒化物の合成が知られている。遷移金属窒化物は硬度や耐食性に優れており、工具材料をはじめとして様々な材料への応用が期待されている。そこで本研究では周波数2.45 GHzのマイクロ波をチタン粉末,鉄粉末に大気中照射し、窒化チタン,窒化鉄の合成を行った。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2007
前の記事 次の記事
feedback
Top