(Bi0.5Na0.5)TiO3系単結晶における巨大な電界誘起歪みの発現

寺西 俊輔; 吉村 祥; 野口 祐二; 宮山 勝; 森吉 千佳子; 黒岩 芳弘

doi:10.14853/pcersj.2007S.0.1.0

2007年年会講演予稿集

セッションID: 1A17

DOI https://doi.org/10.14853/pcersj.2007S.0.1.0

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主催: 公益社団法人日本セラミックス協会

(Bi_0.5Na_0.5)TiO₃系単結晶における巨大な電界誘起歪みの発現

*寺西俊輔, 吉村祥, 野口祐二, 宮山勝, 森吉千佳子, 黒岩芳弘

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キーワード: チタン酸ビスマスナトリウム, 圧電

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抄録

近年非鉛圧電材料として注目されているBi_0.5Na_0.5TiO₃(BNT)にBi_0.5K_0.5TiO₃(BKT)とBaTiO₃(BT)を固溶させた単結晶を育成し、強誘電・圧電特性の評価を行った。フラックス法を用いてBNT-BKT-BT単結晶を作製し、ICP-AESによる組成分析、強誘電ヒステリシス測定、圧電測定を行った。Bi_0.52Na_0.29K_0.08Ba_0.11TiO₃単結晶は印加電界が20 kV/cm付近で電界誘起歪み曲線に不連続なジャンプが見られ、40 kV/cmで0.85%もの巨大な電界誘起歪みを示した。これは電界の印加により相転移が誘起されたことに由来すると考えられる。

責任著者(Corresponding author)

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