層状炭化物の結晶構造と熱電特性

久村 美由紀; 岩田 知之; 福田 功一郎

doi:10.14853/pcersj.2007S.0.186.0

2007年年会講演予稿集

セッションID: 2C05

DOI https://doi.org/10.14853/pcersj.2007S.0.186.0

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主催: 公益社団法人日本セラミックス協会

層状炭化物の結晶構造と熱電特性

久村美由紀, *岩田知之, 福田功一郎

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キーワード: 炭化物, 層状構造, 結晶構造, 熱電特性

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抄録

３成分系炭化物であるZr₂Al₃C₄およびZr₃Al₃C₅の結晶構造解析を行ったところ，両者はいずれもZrC層とAl₃C₂層から成る結晶構造を示し，それぞれでZrC層の厚みが異なることがわかった．このような層状構造の形成について，層境界面で共有されるCの原子間距離に着目して考察を行うと共に，ZrC層は電気伝導性を，Al₃C₂層は絶縁性を有することから，熱電特性を評価し，層状構造との関連性を議論した．

責任著者(Corresponding author)

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