日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2007年年会講演予稿集
セッションID: 2I27
会議情報

陽極酸化膜を用いたナノワイヤーの合成と評価
*横田 光司加藤 誠一岡田 秀彦小野寺 宏中平 敦
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

これまで, ナノワイヤーの合成は高エネルギーを要するエネルギー浪費プロセスで作製されていた. そこで本研究では, 一段階で簡便に作製可能なポーラスアルミナをテンプレートに用い, 電気めっきによりナノワイヤーの合成を試みた. 合成したナノワイヤーはSEM, TEMなどを用い詳細に考察を行った. 評価の結果, ナノワイヤーは均質であり, 陽極酸化, 電気めっきの時間, メッキ液の金属種などの条件を変化させることにより様々な種類のナノワイヤーの合成が可能であった. またナノワイヤーの表面をシランカップリング剤などでコーティングすることにより機能性を付与することに成功したので報告する.

著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2007
前の記事 次の記事
feedback
Top