日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2007年年会講演予稿集
セッションID: 3F21
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ペロフスカイト型酸化物中のPr3+のサイトシンメトリー
*川上 敬之三島 崇寛白神 達也松中 岩男
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抄録
ペロフスカイト酸化物を母材としたプラセオジム蛍光体における、サイトシンメトリーを決定する目的で、チタン酸ストロンチウム:Prとチタン酸カルシウム:Prを合成し、ラマン散乱を行った。チタン酸ストロンチウム:Prでは、対照実験として行ったチタン酸ストロンチウム:Laとの比較から、少なくとも2本の余分のピークが観測された。これはPr3+の結晶場分裂による電子ラマン散乱のよるものと考えられる。チタン酸カルシウム:Prにおいても同様のピークが観測された。しかし、対照実験用に合成したチタン酸カルシウム:LaはPrの場合と同様の蛍光を示した。
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©  日本セラミックス協会 2007
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