日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第21回秋季シンポジウム
セッションID: 1B16
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ゾル-ゲル法によるTiO2-Mn2O3系薄膜の作製と光陽極特性
*麻田 志帆幸塚 広光
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抄録
 湿式太陽電池は太陽光の有効利用のため、可視光応答型の光陽極材料が求められている。本研究室ではこれまで、TiO2とα-Fe2O3とを積層させることにより、TiO2単独に比べ、可視域での量子収率が増大することを報告している。一方、Mn2O3はFe2O3と同程度のバンドギャップを持つと考えられるが、光陽極材料としての研究報告はほとんどなされていない。そこで本研究では、ゾル-ゲル法によりTiO2-Mn2O3系薄膜を作製し、Ti/Mnモル比等作製条件が光電気化学的性質に与える影響について調べた。
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©  日本セラミックス協会 2008
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