日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第21回秋季シンポジウム
セッションID: 1PI19
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NaLnTiO4を前駆体とした酸化チタンの低温合成とその評価
*中島 沙絵山中 善臣上松 和義石垣 雅戸田 健司佐藤 峰夫
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抄録
酸化チタンの代表的な製造法には、イルメナイト鉱石に硫酸を反応させた硫酸チタンを加水分解して焼成する硫酸法や、四塩化チタンを高温で酸化する塩素法などがあるが、高温の塩素や原料の取り扱いが困難である事、塩化水素が発生する事、原料が高価である事などの欠点を有している。 今回、原料にルチル鉱石、イルメナイト鉱石を用いてNaLnTiO4を前駆体とした酸溶液からの酸化チタンの合成を試みた。前駆体に用いる希土類や前駆体の洗浄法を検討することによって粒径や純度を選択することが可能になる。
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©  日本セラミックス協会 2008
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