日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第21回秋季シンポジウム
セッションID: 2C08
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陽極酸化と水熱処理によるチタン酸化物ナノチューブ薄膜の作製
梶芳 浩二*中村 由夏
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抄録
陽極酸化法によりTi基板上に高度に整列したアモルファスのチタン酸化物ナノチューブを合成した.反応温度・印加電圧・反応時間によりナノチューブの内径・壁厚・長さ(薄膜の膜厚)を制御することができた.また,純水中,Ba(OH)2水溶液中で水熱反応を行うことで,ナノチューブの形態を保持したまま結晶性のアナターゼ,チタン酸バリウムへ変換することができた.溶液中よりも蒸気中で水熱反応させた場合に,ナノチューブの形態保持性は良好であった.
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©  日本セラミックス協会 2008
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