日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2008年年会講演予稿集
セッションID: 1G32
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常圧焼結炭化ホウ素セラミックスの機械的性質
*日向 秀樹周 游宮崎 広行吉澤 友一熊澤 猛泉水 良之本多 徹
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抄録
焼結時の雰囲気を制御することによって、常圧焼結B4Cセラミックスを作製し、その機械的特性の評価を行った。雰囲気を制御するため、成形体をSiCと金属アルミニウムを30:1の比率に調整した粉末を添加した黒鉛坩堝中に入れ、2108-2266℃において4時間、Ar中で焼結を行うことで、得られた焼結体の相対密度は97%以上を示した。ここで得られた常圧焼結体の硬さは従来のホットプレス材と同様に3000HVを超える高い硬度を示した。また、その他のヤング率、曲げ強度もホットプレス材とほぼ同等の値を示した。
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©  日本セラミックス協会 2008
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