日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2008年年会講演予稿集
セッションID: 1I19
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シングルモードマイクロ波加熱法によるMg2SnO4長残光蛍光体の合成
*長谷川 由上松 和義戸田 健司佐藤 峰夫
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抄録
無機化合物の合成におけるマイクロ波加熱法は、加熱時間の短縮による省エネルギー、急速加熱による微粒子化、均質加熱による高品質化、選択加熱による新規物質の合成など多くの特徴を有している。我々はこれまで、ZnO、MgOとWO3を原料に用いてエネルギー密度を高くすることのできるシングルモードマイクロ波加熱装置でZnWO4、MgWO4を合成したところ、短時間で原料のWO3粒子よりもかなり微細、且つ粒径の揃った目的物が得られた。本研究ではMg2SnO4長残光蛍光体をシングルモードマイクロ波加熱装置で合成し物性の測定を行った。
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©  日本セラミックス協会 2008
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