日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2008年年会講演予稿集
セッションID: 1I27
会議情報

その場固化法におけるゲル化に及ぼす攪拌条件の影響
*加藤 丈明藤 正督高橋 実山田 悠介岩田 修一加藤 禎人森 秀樹
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
セラミックスの性能が発揮されるためには、材料の均一性が重要となる。その場固化法は、原料粉末と溶媒、ゲル化剤からなるスラリーを作製し、所定の型枠内でこれを固化することにより成形体を得る手法である。注型時の流動性が確保されやすく、均質で、複雑な形状を作製することに適しているとされている。しかしながら、固化過程への移行において、添加物の混合又は加熱等が必要である。これらが均一に加えられなければ、固化の時間差が発生し、成形体に不均一性が発生する可能性がある。本研究では、ゲル化剤に有機物モノマーを使用した系について、重合開始剤及び触媒滴下時の攪拌とゲル化反応の進行について検討を行った。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2008
前の記事 次の記事
feedback
Top