日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2008年年会講演予稿集
セッションID: 1L23
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Σ31アルミナ粒界におけるZrの偏析とAl空孔の影響
*溝口 照康阿部 英司J.P. Buban柴田 直哉松永 克志山本 剛久幾原 雄一
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抄録
アルミナは優れた高温構造材料であり,微量のランタノイド(La, Y, Zrなど)を添加することによりその高温特性が飛躍的に向上することが知られている.我々は,Y添加Σ31アルミナ双結晶のSTEMと理論計算を用いた研究を行い、Yは界面に形成される7員環構造ユニットの中心に存在していることを明らかにした[JP. Buban et al. Science, 311 (2006) 212.].本研究では,Yと同様アルミナの高温特性を向上させるが,価数がAlと異なるZrのΣ31アルミナ粒界への偏析挙動を調べた.
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©  日本セラミックス協会 2008
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